侍エンジニアの講師(インストラクター)ってどう?元生徒による率直な感想

  • プログラミングは人に教えてもらいながら勉強したい
  • 侍エンジニアというオンラインスクールに興味があるんだけど、講師(インストラクター)の評判はどうなんだろう?
  • いざ入ってみたら、講師がハズレなんてことないだろうか……


そんな疑問をお持ちの方に、実際に侍エンジニアを利用した私が感じた講師の印象をご紹介します。

私の侍エンジニア受講歴
  • 2021年2月に入塾
  • エキスパートコースの半年プラン
  • 学習内容はPythonとExcel VBA

私の侍エンジニア講師に対する印象は、一言で言うと凄かったです。語彙力に乏しくて恐縮ですが。
「ああ、プロのエンジニアはそんなこと考えているのか」と、非常に刺激がありました。

「でもそれって、所詮はあなただけの経験談でしょ?」と思われたかもしれません。確かに侍エンジニアに入れば、必ず同じ講師に当たるわけではありませんから。

そこで本記事では、侍エンジニアに通った他の方のSNS投稿や自分にあった講師とマッチングするために大切なポイントも私なりにまとめてみました。

プログラミング学習の最初の一歩を踏み出せるよう、本記事が少しでも参考になれば幸いです。

目次

実際に入塾した私の侍エンジニア講師評

自分が体験した侍エンジニア講師の感想

早速ですが、侍エンジニアで私の担当となった講師の方のプロフィールをご紹介します(個人情報に関わる部分は表現をぼかしています)

はじめまして。

この度、森島章伍様のレッスンを担当するインストラクターのXXXXでございます。

簡単にはなりますが、自己紹介をさせて頂きます。

【自己紹介】

・年齢:XX歳(40代以上の方でした)

・言語:Python, Java, PHP, C#, C++, JavaScript/HTML/CSS

・職歴の概略:アメリカのXXXXで働くエンジニアです。

IoTデバイスからデータを収集し、知りたい情報をブラウザや音声でやりとりする一連のシステムを作っています。

前職は同じくアメリカの会社で、企業インフラの統合管理システムを開発していました。大学ではニューラルネットワークを研究していました。

さて、どう感じられましたか? 私は「すげえのがきたな……」と思いました。
海外の一線で働くエンジニアがくるのは予想外。

そんなすごい経歴の講師に対して、私が感じた良かった点3つと悪かった点2つをご紹介します。

良かった点①プロの考え方がわかる

やはり現役エンジニア講師の利点は、本場のプロの考えを知れることです。
レッスン中に、私はこんな質問を講師にしました。

「プログラミングって、つまるところ繰り返し処理と条件分岐を組み合わせを考えるだけなんですかね」

素数リストの作成や最短経路問題など、様々な課題に取り組んでいるなかで、なんだかプログラミングって特定のパターンの繰り返しに思えてきたのです。for文(繰り返し処理)とif文(条件分岐)ばかり書いてるなと。
エンジニアからすれば失礼な質問でしょう。しかしその講師の方はすごく丁寧に答えてくださいました。

それはちょっと違います。エンジニアはいかにコンピュータの処理を少なくするかを考えないといけないんです。

たとえばマシンに同じ計算をさせるのでも、1回で終わらせられる方法もあれば、100回計算が必要になる方法もあります。
コンピュータの1回の計算時間なんて0.000何秒というとてつもない短さですから、1回も100回も大して差はないだろうと思うかもしれません。
でもそれは大きな誤解です。

多くの人が利用し、機能も複雑なシステムになると、ちょっとした計算の無駄が指数関数的に増えるんです。1回が100回に、100回が10000回にと、ものすごい勢いでコンピュータに負荷をかけていきます。

システムはユーザー数や複雑さにつれて、計算処理数(負荷)が急激に増えることを表した図

ハードウェアの性能は確かに年々アップしていますが、1年で性能が10倍になったりはしませんよね?
こういった処理の無駄を、マシンパワーでカバーしきるのは不可能なんです。

しかしプログラミングは違います。

書き方次第でコンピュータの処理回数が一気に10分の1や100分の1になったりします。
数学のテストでありませんでした? 1つの証明問題で、長々と方程式を書いて解いてみたら、模範解答は1、2行であっさり終わっていて、「ああ、そんなものでよかったのか」と力が抜けるような経験。
プログラミングはまさにあんな感じです。

欲しい機能に対して、コンピュータにとって最適な計算方法をアルゴリズムと呼びます。

エンジニアはプログラミングだけでなく、このアルゴリズムの体系を大学などで勉強していくんですよ。

私にとって、講師の方の回答は非常に印象に残りました。
プログラミングってなんなのか、ようやく理解できた気がしたからです。

デュアルコアだ光回線だ。iPhoneだ5Gだと、ハードウェアの進歩に目を奪われがちでしたが、マシンの力だけでITは進化したんじゃなかったんだなと。

ソフトウェア=プログラムもそれに勝る勢いで洗練されていったから、今の便利なアプリやWebサービスがあるのだと気づかされました。
(ただしプログラミングスクールだけではエンジニアとしての知識が身につかない理由も同時にわかってしまいましたが……)

アルゴリズムまで教えてくれるプログラミングスクールが世の中にどれだけあるのかはわからないものの、少なくともこういった話が聞けただけ、現役エンジニアの講師に教えてもらえて良かったと思えました。

良かった点②生徒のペースに合わせて教えてくれる

侍エンジニアのレッスンは専属マンツーマン形式です。同じ講師の方がずっと教えてくれるから、だんだん生徒の特徴を掴んでくれて、言葉でうまく表現できない疑問も汲み取ってくれたりします。

前述した私の質問なども、専属マンツーマンレッスンならではと言えます。きっと初対面のエンジニアにぶつけても「何を言ってるんだ?」ときょとんとされて終わっていたことでしょう。

また生徒が自分1人だけなので、他人の目を気にせず完全に自分の理解度に合わせてレッスンを進めてもらえます。
「わかりましたか?」という質問に気兼ねなく「わからなかったのでもう1回」を言えるのは、学習の上でとても気が楽でよかったです。

良かった点③現役エンジニアとGithubの練習ができる

Githubとは、複数人でプログラミングコードの進捗を管理できるWebシステムです。

エンジニアは1人でシステム全部を作るわけではありません。
あっちはAさん、そっちはBさん、ここは自分というように、いろんな人が日々いろんなプログラミングコードを書いていきます。
この各自が作っていくコードを貰ったり送ったり、どんな変更を加えたのか記録したりするのがGithubです。

エンジニアなら絶対に使いこなせるようにしておきたいツールなのですが、このGithub、とにかく初心者にはとっつきにくいです。
複数人で使うツールなので、独学にも限界があります。

しかし侍エンジニアでは、このGithubの練習ができます。
講師と自分とでGithub上に1つのプロジェクトを作り、教材や宿題の受け渡しなどをGithubを通してやりとりするからです。
しかも講師は現役エンジニアですから、これ以上の実践形式はありません(Github使わない講師もいますが)

ブランチのまとめ方や様々なミスのリカバリー方法など、本当に実地ベースで教えてもらうことができました。

悪かった点①生徒の希望と講師のスキルがミスマッチ

侍エンジニア講師に感じたデメリット

侍エンジニアで出会った講師は、本当に良い方でした。
しかし主に運営側の原因で、今ひとつと感じさせる部分もありました。

例えば生徒が希望したプログラミング言語と、講師のスキルとのミスマッチング。

私が侍エンジニアに伝えた要望は「Pythonと エクセルVBAを習得したい」でした。
そうして担当についた講師の方はPythonには詳しかったものの、エクセルVBAについては「使ったことがない」レベルでした。

講師の方もご自身でエクセルVBAを勉強してくれたのですが、やはり教える要領の良さとか、質問への回答の深さみたいなものは、Pythonに比べてだいぶ落ちたものになりました。

エクセルVBAが得意な講師も他にきっといらっしゃったと思うので、複数のプログラミング言語を学びたいときは専属じゃないほうがよかったです。

悪かった点②生徒との認識に開き

レッスンのペースは生徒に合わせてくれるものの、そもそも現役エンジニアの講師とプログラミング未経験者。知識の土台が違いすぎて、講師の説明が言葉足らずに感じる場面は多かったです。

講師の方にとっては当たり前すぎてさらっと進んでしまうところも、生徒にとっては「え? 今何したんですか?」と面食らうことだったりします。

特に環境構築(プログラムを動かせるようにパソコンを設定すること)など、基本1回しかやらないことだとペースが速すぎて何も理解できないなんて状況になりました。

いちおう録画したレッスン動画を見返して復習することはできるのでなんとかはなりますが。

結局侍エンジニアの講師はおすすめなのか

実際に侍エンジニアでレッスンを受けてみた感想として、講師の質は高かったです。

現役エンジニアならではの、プログラム未経験者には思いもつかなかった考え方などが聞けて、非常に貴重な経験になりました。
ただ生徒(私)とのレベルが離れすぎていて、学習についていくには生徒側の努力(積極的な質問や自主学習など)が必要でした。

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求人情報とネットの口コミから見る侍エンジニア講師の評判

侍エンジニアに関するSNSの口コミ

私の体験では心もとないかと思いますので、2つは客観的な情報もご紹介したいと思います。

1つ目は侍エンジニア講師(インストラクター)の求人情報、2つ目はSNS上の口コミです。

求人情報から見える侍エンジニアの講師の質

講師の立場になって考えてみれば、優秀な人ほど待遇が良いスクールで働きますよね。加えて採用条件の厳しいスクールであれば、ある程度の質は確保されている可能性が高まります。

侍エンジニアの講師採用ページを見ると、次のような募集要項になっていました。

侍エンジニア講師の募集要項(2021年11月28日時点)
侍エンジニア講師採用ページより(https://www.sejuku.net/corp/recruit/instructor

現役エンジニア講師にこだわるだけあって、しっかり開発経験2年以上を採用条件にしています。
エンジニア転職志望で、現場の生の声を感じたいなら、侍エンジニアはぴったりのスクールと言えます。

侍エンジニア講師のSNSの口コミ

続いてSNSで確認できた他のエンジニア受講生の口コミをご紹介します。
確認した結果、とても良いという方と、相性が合わずに講師を交代した方もいました。

https://twitter.com/marubiiimu/status/1270371168650883072?s=20

やはり採用条件を絞っても、どうしてもイマイチと感じる講師に当たってしまうことはあるようです。

ただし侍エンジニアには講師のベストマッチング制度があり、講師に不満があり、サポートに申し出れば何度でも講師の交代が可能です。
しかもその間、学習期間としてカウントされないので、講師交代によって本来支払った分のレッスン時間をムダにすることはありません。

現場の生の声を聞きたいなら侍エンジニア

侍エンジニアの講師は、開発2年以上の実務経験がある人のみ採用されています。

そのため

  • 未経験からエンジニアへ転職を考えている
  • クラウドソーシングなどで、プログラミングに関する仕事がしたい
  • 転職やフリーランスはまだピンとこないけれど、とりあえずITの現場がどんなものか知りたい

こういった方には有益な話が講師から聞けるスクールと言えるでしょう
しかし口コミを合わせて見ると、やはり講師の当たりはずれはある模様(現役で働いており、講師業は副業とされている方ばかりなので、なおさらかもしれません)。

そこで次に、失敗しない講師とのマッチング方法について解説していきます。

自分にあった講師とマッチングする方法

自分に合った講師と出会う方法

侍エンジニアには約200〜300名の講師がいます。
その中からどうやって講師が決まるかというと、スクールのコンサルタントが選んでくれます。
最初の入学契約のweb面談で、受講生の要望をヒアリングし、最適と思う講師を割り当ててる仕組みです。

つまり自分にあった講師に出会うためには、最初の面談が大事。
コンサルタントに自分の要望をどれだけ具体的に伝えられるかにかかっています。

コンサルタントに伝えたい3つのポイント

自分に合った講師をコンサルタントに選んでもらうために、 伝えたいことは次の3つです。

プログラミング言語

JavaScript、PHP、Ruby、Python……。

講師によって得意なプログラミング言語があります。
逆に言えば、 すべてのプログラミング言語を教えられる講師はいません。

だからこそ、まず自分はどの言語を学びたいかを伝えましょう。
この答えだけで、 200~300人いる講師でも、該当者は5分の1とか10分の1に絞られます。
それほど講師によって対応できるプログラミング言語が違うのです。

プログラミングを覚えたあとどう使いたいか

プログラミング言語の選択とつながりますが、プログラミングで何をしたいかもしっかり伝えましょう。

  • エンジニアとして転職したい
  • クラウドソーシングで案件を獲得したい
  • 業務を効率化したい

プログラミングという広い知識領域から特定の言語にで絞った後、 目的や用途をはっきりして、言語の中でもさらに必要な学習項目だけに絞るイメージです。

ここまで絞ってようやく3か月や6カ月で学習できる量になると思ったほうがいいでしょう。

プログラミング言語と目的がまだはっきりしないのであれば、 正直まだスクールに通う段階ではありません。
プログラミングでやりたいことを自分の中で整理してみたり、他のウェブサイトなどでどのプログラミング言語が自分の目的に合ったものか調べてみましょう。

どう教えてもらいたいか

  • 課題を多く出してほしいか、ない方がいいか
  • 理屈的なことを根掘り葉掘り聞きたいのか、とにかくコードを書いて実践的に学びたいか
  • 年齢は近いほうがいいのか、講師の雰囲気など

自分の学びやすい環境があると思いますので、希望はどんなことでも伝えましょう。

「そんなにわがままを言っていいのだろうか……」と遠慮してしまうかもしれませんが、遠慮した結果プログラミングが身につかなかったら目も当てられません。そしてそれはスクール側も同じ考えです。
プログラミングスキルが身につかなかった生徒が増えれば、スクールの評判を落としてしまいますから。

スクール側はちゃんと自分たちにできることできないことを言ってくれますので、自分にとって最高の学習環境を用意してもらえるよう、まずはなんでも要望は伝えるようにしましょう。

初回の無料相談やSAMURAI TERAKOYAでオンラインレッスンを体験

オンラインレッスンの経験がなくて、自分にあったレッスン形式とかよくわからない

そんなときは、初回の無料オンライン相談で体験レッスンをお願いする。
またはサブスクリプション型のSAMURAI TERAKOYA(侍テラコヤ)でオンラインレッスンを体験してみましょう。

SAMURAI TERAKOYA なら月額3,280円で1回60分のオンラインレッスンが受けられます。

試しに1回受けてみれば、「あ、こうやって教えてもらえるとわかりやすいな」や「この教えられ方だと自分はついていけないな」など、様々なことが実感できます。

もしかしたら「この人に講師になってもらいたい!」と思うような出会いがあるかもしれません。
そうなれば講師選びとしては最高ですね。

SAMURAI TERAKOYAでオンラインレッスンを担当されている方は、侍エンジニアの講師も担当されている場合が多いです。
ぜひ無料相談の際、コンサルタントにマッチングしてもらえるか確認してみましょう。

講師選びに失敗したと感じたら、ベストマッチング制度を即利用

事前に要望を伝えたけれど、どうも自分に合う講師でなかった。
そうなったときは、最初の無料相談で対応してもらったコンサルタントに講師の変更を申し出ましょう。
ただし、コンサルの方は正直けっこう事務的です。
「まずはなんでも講師の方に伝えてください」と戻されたりします。

いやいや。面と向かって講師に不満を言えないからコンサルのあなたに相談してるのですが……。

という文句が私も出そうになりましたが、コンサルにまで不満を抱えても仕方がありません。
事務的には事務的に対応。「要望を伝えられません。交代希望が叶わないなら解約します」などと言ってちゃんと仕事してもらいましょう。

侍エンジニア自身が講師とのベストマッチング制を宣言して、無制限の講師交代を売りにしているのですから遠慮する必要はありません。

もし講師への不満を抱えたまま学習期間を終了し、結果的にプログラミングスキルが身につかなかったとしても、誰も責任は取ってくれません。

「あんな大金を支払ったのに、結局プログラミングが身につかなかった…」と後悔しないために、講師交代が最善と思うなら行動していきましょう。

まとめ|侍エンジニアの講師が合う人とは

侍エンジニアの講師が合う人
侍エンジニア講師の特徴
  • 実務経験2年以上の現役エンジニア 本職本場の経験や情報を得られる
  • 質の高い講師に会えるが、そうじゃない講師もやはりいる
  • 現役であるがゆえに、初心者にとって予想外の気づきももらえる
  • ただし講師と生徒にレベル差がありすぎて理解が追いつけないときもある

良い講師と出会うために

  • 自分の要望を最初にしっかり伝えよう
    – 覚えたいプログラミング言語
    – スキルを使って何がしたいか(目的)
    – 自分にあったレッスンスタイル
  • 初回無料相談やサムライエンジニアプラスでオンラインレッスンを体験してみる
  • 自分が必要と感じたら遠慮なく講師交代を申し出る
    侍エンジニアはベストマッチング制と言って、講師の交代は何度でも可能

侍エンジニアにはどんな講師がいるのかわからなくて、入ろうか悩んでいる方の参考になったなら幸いです。

少なくとも初回のオンライン相談で体験レッスンを受けるまでは無料です。最後はぜひご自身で体験して、自分に合うスクールかを判断してみてください。

プログラミングを身につけて、少しでもあなたのやりたいこと、なりたいものが実現しますように。ネットの片隅から応援しております。

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この記事を書いた人

37歳。名古屋工業大学大学院卒業
某中堅モーターメーカーに就職
AIの自主勉強をはじめた品質管理マン
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